男の人が漁業について話しています。

M:海の資源、魚の減少が問題になっています。各国はそれぞれ漁獲高の制限を設けて減少が危惧される特定の魚を保護しようとしています。しかし日本の場合問題があります。オリンピック方式と言われている総漁獲量だけを_めている規制なので、我先に魚を捕ろうとして未成熟の魚まで捕ってしまうのです。ヨーロッパの多くの国やアメリ力、オーストラリアなどではIQ方式あるいはITQ方式という、団体や船ごとに漁獲量を定めるやり方を採用しています。ですからなるべく大きな魚を捕ろうとします。しっかり見極めて漁をすることができるのです。マグロの問題で日本がやり玉に挙げられていますが、このようなやり方を改めなければ、世界から批判されてもやむを得ないと思います。魚がいなくなってしまうかもしれません。早急に改革しなければならないのではないでしょうか。 

男の人は魚の捕り方をどう変えたらいいと考えていますか。 

１．総漁獲量を減らす 

２．未成熟の魚を捕ることを禁止する 

３．漁獲量を個別に決定する 

４．団体ごとに漁獲量を制限する

女の人が結婚について話しています。 

F: 2005年の総務省の国勢調査によると、35〜39歳時点での男性の未婚率は約30%、女性も約18.4%に上がっているそうです。年々未婚率が高くなっています。なかなか結婚しないで年だけ食っていく子供達に業を煮やした親たちが積極的に動き始めました。子供の結婚相手を見繕うために「親の代理お見合い会」に参加するのです。そこで親同士が気に入れば、子供同士会って結婚へという具合になります。そこまでしなければならないのかと疑問視する声もありますが、子供の将来への不安からいてもたってもいられないという親の心情は理解できます。昔は世話をしてくれる人がいましたが、今は積極的に結婚紹介所などに登録しないと、なかなか結婚できない時代ですから、やむを得ないのではないでしょうか。 

この人の親の代理お見合い会に対する考えはどれですか。 

１．親は代理見合いの会に積極的に参加すべきだ。 

２．親が代理見合いの会に参加するのも仕方がない。 

３．親は子供に頼まれたら代理見合いの会に参加してもいい。 

４．代理見合いの会に参加する親は過保護である。

女の人が子供の教育について話しています。 

F:在日外国人の子供の中で、日本語が水準に達しな いために不登校になる子供が増えています。日本は国としてこのような子供達を支援するシステムが整っていません。アメリカでは地域のNPOや教会などによる語学教室が盛んで、国の制度の不備を補っていますし、カナダのある州では無料授業を1000時間、5年間受けられる制度があります。その他の国でも移民の子供達などに対する手厚い制度があります。日本では地域によって子供達の学習プログラムに大きな違いがあります。一対一で日本語の授業をしてくれる恵まれたところもあれば、予算の関係でボランティアまかせにしている地域もあります。放っておかれた子供達は日本の社会にとけ色むことができなくなります。また帰国したとしても教育されていないので将来がありません。この子供達も大切な日本の社会の一員です。彼らの教育を受ける権利を奪わないでください。彼らが将来、日本を支える人材になるか厄介者になるかの瀬戸際にいることを国に考えてもらいたいです。 

女の人は不登校の在日外国人の子供の教育についてどうしたらいいと考えていますか。 

１．私たちがボランティアすべきだ

２．ボランティアを活用すべきだ

３．地域が予算を増やすべきだ

４．国が支援すべきだ

女の人が会社の倒産について話しています。 

F:不景気で倒産する会社が増えてきました。そんな中、「EBO」Employee Buy Outつまり従業員による企業買収の動きが活発化しています。会社の負債額が少なかったり、高い技術があったり、支援者がいる場合はおおむね成功しています。その会社が潰れてしまうと困る取引先が従業員を支援してくれることも多いです。従業員達の意識や協力態勢が成否を決めることもあります。しかし先に述べた3つの条件が揃っていることが成功への道なのです。特に負債額が大きい場合はEBOをするのは危険です。またEBOではありませんが、従業員が雇用をまもるために新会社を立ち上げる場合もあります。このような動向があることは、決して悪いことではありません。従業員が経営者を兼ねれば働き甲斐も出てくるからです。政府も積極的にEBOを支援してほしいです。 

女の人はEBOについてどう考えていますか。 

１．EBOにはリーダーが必要である 

２．3条件が揃っているEB〇は成功100%である 

３．最も必要な条件は負債が少ないことである

４．会社が潰れたらEBOするのが一番いい方法である

栄養士が食生活の問題点について話しています。 

F:みなさん、給食を食べてみておいしいと思われた方が多いのではないでしようか。給食はカロリーや栄養のバランスを考えて作られています。本日は僭越ではございますが、給食のことだけでなく、学校だけでは守り切れない子供の食と健康についてお話ししたいと考えております。実はアンケートを採りましたところ、朝食を食べない、インスタント食品が多い、肉が多く魚や野菜が少ない、カルシウムが少ない、好き嫌いが多い、更に家族がいるにも関わらず1人で食事する孤食などの問題があることがわかりました。カルシウム不足で感情が抑えられなくなったり、朝食を食べないことが成績低下につながったり、孤食が大人になったときに問題行動となって表れているそうです。給食は1日の3分の1の栄養しか補えません。食事のマナーや食事の楽しさなども学校だけでは教えられません。これはどうしてもご家庭にご協力をお願いしたいことです。

栄養士は食生活改善についてどう考えていますか。 

１．家庭にも協力してもらおうと考えている

２．家庭のことは家庭に任せるべきだと考えている

３．家庭は学校に協力すべきだと考えている

４．食事のことは全面的に家庭に責任があると考えている

女の人が医療について話しています。 

F:病気を治すために臓器移植が盛んです。日本では提供者が少ないために海外へ行って手術する人も大勢います。しかし移植しても他人の臓器ですから一生薬を飲み続けなければなりません。また臓器が圧倒的に少ないので順番待ちのうちに亡くなる人も多いです。最近病気の子供のために免疫が合う子供を産むということが行われています。そして「救世主兄弟」と呼ばれているその子供達の人権が大問題になっています。そんなことを防ぐために人からでなく動物からもらえばいいと考えて現在は動物に臓器を作らせる研究が盛んです。人間の体から取り出した幹細胞から動物の体で臓器を作るのです。その将来性を見越して幹細胞バンクも生まれました。幹細胞は様々な臓器に変化しますから成功すれば次々に臓器を取りかえて長生きする人も出てくるでしよう。どこかに線を引いた方がいいのではないでしようか。 

この人は医学の進歩についてどう考えていますか。 

１．医学はもう進歩しなくてもいい

２．どんどん進歩して命を救ってほしい

３．進歩すればいいというものではない

４．不死の段階まで進歩するだろう