N1 > 专项训练区 > 读解 > 短文理解07
問題
次の文章を読んで、後問いに対する答えとして最もよいものを、 1.2.3.4から一つ選びなさい。
1.筆者が①水資源を失うと考える理由は何か。
農業が水を使うということは、実は水を作り出すことなのである。日本のように滝のような急流の川では、放っておけば水は海に捨てられてしまうところを、農業用水が川を堰(せ)き止(と)め(注)水を引いて、広大な面積、大地に水を張り付けてくれる。大地に張り付けてこそ、それは地下水になり川の水になる。それが私たちの使う水資源なのである。都市が水を「消費」するのとは正反対である。もしも農業が水を使わなくなったなら、日本列島はその分、①水資源を失うのだ。 (富山和子『環境問題とは何か』PHP研究所による)
(注)堰(せ)き止(と)める:流れなどを遮って止める
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1 、都市が多くの水を消費するようになるから。
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2 、今まで貯めておいた農業用水が必要なくなるから。
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3 、広大な面積の土地が乾燥してしまうから。
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4 、川の水がそのまま海に流れて行ってしまうから。
問題
次の文章を読んで、後問いに対する答えとして最もよいものを、 1.2.3.4から一つ選びなさい。
2.筆者は虫についてどのように述べているか。
自然がシステムであるとわかれば、ある生物が別の生物よりも大切だとか、この生物は要らないという発想は出てこない。どの生物も生きていることが大切だとわかるはずである。人間にとって有用か無用かという判断基準で分けるから、害虫と益虫といった分け方が出てくる。だが、人間が害虫だと考えようが、益虫だと考えようが、それとは関係なく虫は自然のなかで生きている。自然というシステムを構成しているという点では、どの虫も、ある意味で欠かせない存在なのである。 (養老孟司『いちばん大事なこと』集英社新書による)
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1 、虫が人間にとって有益であるか無益であるかの区別は必須である。
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2 、人間の判断のいかんによらず
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3 、人間が害虫だとみなす虫は自然界のシステムの中では益虫となる。
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4 、害虫と益虫が相互に作用し合い
問題
次の文章を読んで、後問いに対する答えとして最もよいものを、 1.2.3.4から一つ選びなさい。
3.文章の内容と合っているものはどれか。
乳児が離乳のとき、はじめはなかなか新しいものを食べようとはしない。すぐに吐き出してしまうのを、根気よく食べさせる。味覚は一種の関所で未知の安全性の確信できない味に対して、拒否反応を示す。これが、はじめての食べ物を嫌う原因となる。食わず嫌いという言葉があるが、これは本能的なものである。もし、この反応がなかったら、腐ったものや、疑問に思う味を味覚がチェックできなくなり、たいへん危険である。つまり、味覚は親や周囲の人間が当人に覚えさせていかなければならないものである。 (河野友美『たべものと日本人』による)
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1 、乳児が未知の食べ物に拒絶反応を示すのは一種の本能であり
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2 、乳児が未知の味に拒否反応を示すのは生まれつきの能力なので
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3 、腐ったものや危険な味を識別するのは乳児の生まれつきの能力である。
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4 、食わず嫌いは人間の本能で大人になってもなかなか直らない。
問題
次の文章を読んで、後問いに対する答えとして最もよいものを、 1.2.3.4から一つ選びなさい。
4.この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
たとえ人間にとって運命がきまっていたとしても、その運命の生き方によって、まったくその人の人生は異なる。運命があるかいなか、などと議論してもはじまらない。そんなことはわかるはずがない。要はどちらの考え方をとるかということである。われわれの人生は、そのような「楽譜」を与えられるにしろ、演奏の自由は各人に生かされており、演奏次第でその価値はまったく違ったものになる、と思っている。 (河合隼雄『こころの処方箋』による)
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1 、人にそれぞれ定めがあるのと同じように
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2 、同じ「楽譜」でも演奏次第で価値が違うように
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3 、人それぞれ違う人生を生きているので
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4 、楽譜の演奏の仕方は人に任されているので